福井県坂井市の越前松島水族館で12月22日、クリスマス恒例の「水中サンタとのジャンケン大会」が開かれた。来館者は水槽の中のサンタと賞品を懸けて真剣勝負を繰り広げた。
イワシやサメ、エイなど約2500匹が泳ぐ海洋館の大水槽に、サンタ姿の飼育員がゆらゆらと登場。ジャンケンが始まると、水槽前に集まった親子連れら約150人は大きな歓声を上げ、勝敗に一喜一憂していた。
最後まで勝ち残り、イルカのぬいぐるみをもらった富山県富山市の園児(6)は「水の中にいるサンタを見たのは初めて。ジャンケンができて楽しかった」と笑顔いっぱいだった。
水槽内には高さ約3メートルのツリーも設置されており、大会後は、参加者が酸素ボンベをくわえたユニークなサンタと記念撮影する姿も見られた。
ジャンケン大会は23~25日も午後1時から開かれる。