ステージに勢ぞろいし「七尾まだら」を披露する出演者=七尾市文化ホール

ステージに勢ぞろいし「七尾まだら」を披露する出演者=七尾市文化ホール

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まだら1000人大合唱 七尾、能登各地のグループが出演

北國新聞(2018年12月23日)

 「1000人が歌う『能登の第九』まだら公演2018」(同実行委主催、北國新聞社特別協力)は22日、七尾市文化ホールで開かれ、10団体約330人が能登に伝わる祝い唄「まだら」を披露した。フィナーレでは出演者と観客約1000人が大合唱。会場を包む地響きのような歌声は、平成最後の年末を飾り、来る新時代の「まだら」継承へ機運を高めた。
 8回目の今年は「歴史の節目を寿(ことほ)ぐ」がテーマ。今年迎えた能登立国1300年や、七尾線開通120年など節目を祝おうと、オープニングでは、能登各地のまだら保存グループが総出演し「七尾まだら音頭」を華々しく繰り広げた。
 まだらは能登の港町に伝わる祝い唄だが、地域によって手拍子の打ち方や節回し、踊りは異なる。舞台では、県無形民俗文化財に指定されている「七尾まだら」「輪島まだら」が順に歌われ、初出演のかほく市の内日角伝承芸能保存会が「内日角まだら」を披露。観客は各地自慢の「まだら」を堪能し、継承の心意気に拍手を送った。
 次世代「こどもまだら」と題して、七尾市小丸山小4年生と小丸山保育園児が堂々と唄と踊りを繰り広げ、静山(せいざん)流工口静蓉月(こうぐちせいようげつ)社中(七尾市)や輪島・和太鼓虎之介(輪島市)などの多彩なステージが花を添えた。富山県からは文化庁芸術祭賞などの受賞歴を持つ南砺平高郷土芸能部の生徒が特別出演し、五箇山民謡で魅了した。
 実行委員長の長憲二七尾まだら保存会長は「私たちは能登の歴史の請負人。天を突くような大合唱で一年を締めくくり、新しい年を迎えよう」とあいさつ。フィナーレでは、舞台に勢ぞろいした出演者と来場者が心を一つにして七尾まだらを唱和し、会場の熱気は最高潮に達した。

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