サイクルロゲイニングでチェックポイントとして使うサイクルスタンド

サイクルロゲイニングでチェックポイントとして使うサイクルスタンド

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サイクルロゲイニング、諏訪地方で企画 ポイントに自作スタンド

信濃毎日新聞(2018年12月27日)

 制限時間内に自転車でチェックポイントを回って点数を競う「サイクルロゲイニング」が来年3月23日に諏訪地方で初めて開催される。自転車による地域活性化を目指す「諏訪湖八ケ岳自転車活用推進協議会」が企画。6市町村全てにチェックポイントを設け、観光振興につなげる。

 チェックポイントをたどる順は決まっておらず、効率の良いルート選びが勝負を分ける。諏訪の大会は1〜5人のチーム制で、4時間以内に諏訪湖畔のスタート地点に戻るのがルールだ。各ポイントで得られる点数は、標高などによって異なる。

 同協議会は、自転車のサドルを引っかけて使う木製の「サイクルスタンド」を製作し、諏訪地方に普及しようとしている。大会までに30カ所ほどに増やす予定で、いずれもチェックポイントにする。各ポイントではスタンド、自転車、参加者が一緒に写った写真を撮ってもらう。

 日本ロゲイニング協会(東京)によると、国内では5年ほど前にサイクルロゲイニングが行われるようになったが、「自作のスタンドをチェックポイントにする大会は聞いたことがない」としている。

 同協議会は大会の定期化を目指しており、代表の小口良平さん(38)=辰野町=は「レースというよりエンターテインメント。自転車に関わる人を増やすきっかけにしたい」と話している。近く参加者や運営を支援するボランティアの募集を始める。

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