津幡町は27日、同町出身でレスリング世界選手権女子59キロ級優勝の川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)、妹で同62キロ級準優勝の友香子(至学館大)の両選手に特別功労スポーツ賞を贈った。
梨紗子選手は伊調馨選手(ALSOK)に敗れた23日の全日本選手権決勝に触れ、「負けたことで応援してくれる人がたくさんいると感じた」と振り返り、今後について「やるべきことはたくさんある。受賞を励みに頑張りたい」と述べた。
友香子選手は「来年は東京五輪代表が決まる大事な年。代表に選ばれるよう、チャレンジャーの気持ちでより一層頑張りたい」と意気込みを語った。
受賞はそれぞれ5回目、2回目。梨紗子選手は30日まで、友香子選手は1月3日まで町に滞在し、新年はともに4日から練習を開始する。
町役場での贈呈式では矢田富郎町長があいさつ、焼田宏明石川県議会副議長、多賀吉一町議会議長が祝辞を述べた。母初江さんも同席した。