新湊産の新鮮な魚介類を使った干物を提供する会社「IMATO」が、射水市本町(新湊)の内川沿いにオープンした。旬を迎えた5~10種類を生産・発送しており、来春には店頭での販売を始める。
地元の漁師、東海勝久さんが社長、知人の森麻子さんがマネージャーを務める。森さんは、安心して食べられる干物作りを目指してことし4月ごろから試作を重ねてきた。
東海さんが水揚げした新鮮な魚を使い、海洋深層水に漬けて冷風で干すのがこだわりという。塩味を抑えて素材の味を前面に出し、焼いてもジューシーになるよう仕上げている。
ノドグロやカマス、アオリイカ、アジなど旬の魚介類を使い、一つ500~千円で販売する。2人は「魚の消費が落ち込む中、新たな特産品を目指したい」と意気込む。