28日に発売する「松本飴箱」を手にする太田さん(中央)ら

28日に発売する「松本飴箱」を手にする太田さん(中央)ら

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「松本飴箱」限定販売 老舗3店の味を一箱に

信濃毎日新聞(2018年12月28日)

 松本市の老舗あめ店3店と百貨店井上、紙卸業「大徳紙商事」が、各あめ店の代表的な商品を紙箱に詰め込んだ「松本飴(あめ)箱」を作った。松本土産としてあめをPRする3店共同プロジェクトの一環で、商品化は初めて。28日から井上本店と山形村のアイシティ21で各100個ずつ限定で販売する。

 あめ店は「山屋御飴所」「新橋屋飴店」「飯田屋製菓」。いずれも100年以上の歴史があり、6月にプロジェクトをスタートさせた。

 飴箱には各店でそれぞれ扱う落花生入りのあめを1種類ずつ入れた。箱のデザインは同商事のデザイン部門「Kami Labo(かみらぼ)」が担当。松本手まりや松本だるまなどをあしらった。

 井上の常務執行役員井上博文さん(44)が、6月の「信州・まつもと大歌舞伎」で飯田屋製菓と同商事が協力して作った商品を見たのが「飴箱」開発のきっかけ。井上さんは「年末年始に帰省する人たちに土産として使ってほしい」。プロジェクト代表で山屋御飴所の太田喜久さん(57)は「それぞれの店のファンが増えてくれたらうれしい」と話している。

 300グラム入り1728円(税込み)。問い合わせは井上(電話0263・33・1150)へ。

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