新調した中央の2張りの大型ちょうちんを設置する氏子総代ら

新調した中央の2張りの大型ちょうちんを設置する氏子総代ら

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ちょうちん新調、ヒョウタン絵馬も 新年へ放生津八幡宮

北日本新聞(2018年12月29日)

 射水市八幡町(新湊)の放生津八幡宮で、年末年始に参拝客を迎える準備が進められている。28日は、ことし10月1日の台風で破損した拝殿内のちょうちんを新調し付け替えた。プライバシーを守るため、願いを吹き込んで奉納する「ヒョウタン絵馬」も新たに用意した。大伴泰史宮司は「氏子の皆さんのおかげで準備が整った。大勢の参拝客を迎えたい」と話す。

1.4メートル、直径約40センチの円筒形のちょうちんが4張りある。秋季例大祭の「新湊曳(ひき)山(やま)まつり」当日に、台風24号の強風でそのうち2張りが破損したことから、氏子の責任役員8人が「年末年始に間に合うように」と新調した。

 この日は責任役員や大伴宮司らが見守る中、新たなちょうちんが設置された。集まった人たちは「これで参拝客も神様も喜ぶはず」と笑顔を見せていた。

 境内には学業成就や家内安全といった願い、氏名などを記した絵馬が奉納されているが、最近は「名前を書かずに絵馬を奉納したい」との声が上がったことから、ヒョウタン絵馬を用意した。

 高さ約10センチほどのヒョウタンに願いを吹き込み、栓をして奉納できるようにした。お守りとして持ち歩くこともでき、一つ千円で販売する。

 大伴宮司は「参拝客に良い新年を迎えてもらえそう」と話している。

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