長いほうきで国宝松本城のすす払いをする管理事務所の職員ら=28日、松本市

長いほうきで国宝松本城のすす払いをする管理事務所の職員ら=28日、松本市

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松本城天守、新年の装い 年末恒例のすす払い

信濃毎日新聞(2018年12月29日)

 松本市の国宝松本城で28日、恒例のすす払いが行われた。松本城管理事務所の職員ら約30人が、天守や黒門、太鼓門のほこりなどを取り除き、しめ縄を飾り付けて新年に向けて装いを整えた。

 職員らは長さ約4メートルのほうきを使い、壁や軒下をなでるようにしてすすを払った。天守の入り口には長さ約5・5メートルのしめ縄を5人がかりで飾り付け。作業を外国人観光客らが珍しそうに見上げた。シンガポールから家族で訪れたソウ・シージーさん(47)は「整然と仕事を進める様子が日本らしいと感心した」。

 天守や本丸庭園の年内の公開はこの日で終わり。年明けは元日から公開する。同事務所の手島学所長(58)は「休みなく見学客を受け入れて働きづめの天守。きれいになった姿で、年内はゆっくり休んでもらいたい」と話した。

 同事務所によると、2018年の入場者数は約88万6千人で、17年比で約3万6千人減。うち外国人は17年比1割増の約12万6千人だった。

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