白山市の白山一里野温泉スキー場は29日、今季の営業を開始した。初滑りを待ちわびた大勢の家族連れや若者グループが真っ白なゲレンデにシュプールを描き、歓声を上げた。
スキー場を運営するスノーエリアマネジメント白山(SAM白山)によると、積雪は山頂120センチ、山麓70センチで、一部の上級コースを除き滑走可能となった。22日にオープン予定だったが、積雪不足のため延期していた。
家族4人で訪れた金沢市南小立野小4年の大西天翔君(10)は「雪がふわふわして滑りやすい」と笑顔を浮かべ、スノーボードを楽しんだ。