みちまるくん(中央)とイベントをPRする福井大の学生=12月14日、福井県福井市の同大文京キャンパス

みちまるくん(中央)とイベントをPRする福井大の学生=12月14日、福井県福井市の同大文京キャンパス

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南条サービスエリアにゆるキャラ大集合 福井大生が1月の毎週日曜にイベント

福井新聞(2018年12月31日)

 北陸自動車道を利用する県外の家族連れらに福井の魅力をアピールしようと、福井大の学生が1月、上り線の南条サービスエリア(SA)=南越前町=で、県内市町などのゆるキャラを集めたイベントを4日間開く。同SAに立ち寄る関西の利用者が多いことに着目。個性豊かな計18体が日替わりで登場し、各自治体をPRするほか、県産食材を使ったカレーライスを宣伝し売り上げを競う。

 地域活性化を目指し、2016年度に始まった福井大と中日本高速道路の共同研究の一環。上り線の同SAは、平均利用者数が平日約8千人、土日・祝日約1万6千人と同社金沢支社管内で最も多く、研究対象にしている。

 本年度は工学部4年の小谷幸愛さん、同3年の村松眞尋さんと舟橋咲季さん、同2年の山田憲輝さん、医学部4年の伊藤桂思郎さんが研究に参加。関西に帰る利用者を主な対象に、1月の日曜(6、13、20、27日)の午前10時半~午後1時半にイベントを開く。

 16年度に下り線の同SAで実施した800人規模のアンケートで、利用者の約7割が家族連れ、約3割が食事目的だったことなどを踏まえ具体的な内容を考えた。

 朝倉ゆめまる(福井市)や湯巡権三(あわら市)、さばトラななちゃん(小浜市)など池田町を除く16市町のゆるキャラ17体が、4~5体ずつ登場し各市町のブースで魅力をPRする。中日本高速道路のキャラクター「みちまるくん」は4日間とも参加する。

 福井大などが開発した大豆や越のルビー、花らっきょ、ニンニクなど県産食材をふんだんに使ったレトルトカレー「福井大学№1(ナンバーワン)」を、ご飯に盛り付けてフードコートで販売する。ゆるキャラたちが宣伝し、日ごとの売り上げを競う。予定価格は1食650円。

 リーダーの村松さんは「かわいいゆるキャラをきっかけに、県外の人が福井に興味を持ってくれたら」と意気込んでいる。

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