伏木神社の「年越(としこし)の大祓(おおはらえ)」が29日、高岡市伏木東一宮の同神社で行われ、参拝者がけがれを落とし、新年の無病息災を祈った。
尾崎定秀宮司が大祓詞(おおはらえのことば)を奏上。参拝者が紙の人形(ひとがた)で頭から爪先まで全身をなで、息を3回吹き掛けて罪やけがれを移し、神社内に設けた水路「堅香子(かたかご)川」に流した。
境内では、厄払いや恋愛成就などの願いを込め、境内の石にかわらけをぶつけて割った。拝殿前には直径約2・5メートルの「茅(ち)の輪」を設置。参拝者は無病息災などを願ってくぐり、玉串をささげた。
大祓は30、31両日の午後2、4時にも行われる。