5月にeスポーツの拠点施設がオープンする16階建て複合ビル=高岡市末広町

5月にeスポーツの拠点施設がオープンする16階建て複合ビル=高岡市末広町

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高岡でバトルだ! 北陸初、5月にeスポーツ拠点

北日本新聞(2019年1月3日)

 高岡市中心市街地に今年5月、コンピューターゲームの腕前を競う「eスポーツ」の拠点施設がオープンする。県eスポーツ協会によると、eスポーツの拠点施設開設は北陸3県で初めて。県内のプロチーム「TSURUGI(ツルギ)」の活動拠点とし、一般にも開放する。新産業として国内市場が急成長する中、県内での普及・定着を加速させるとともに、まちなかのにぎわい創出に貢献していく。

 拠点施設は子どもや女性の自律を支援する企業「ル・ソレイユ」(高岡市本丸町、吉谷奈艶子社長)が、同市末広町に今春完成する16階建て複合ビル1階に入るカフェに併設させる。高岡御車山(みくるまやま)祭が行われる5月1日にオープンする。

 カフェ約160平方メートルのうち、約50平方メートルをeスポーツの専用スペースに充てる。ガラス張りで開放感のある空間に、ゲーム用のパソコン12台を置き、カフェ内に設置したスクリーンで観戦もできる。一般にも開放し、ユーザー間の交流を深めるほか、初心者に体験してもらう機会を提供。イベントを企画し、競技の普及や人口拡大につなげる。

 ツルギは昨年9月に県内初のプロチームとして発足。拠点施設では、3人の所属メンバーが大会やリーグ戦に向けた練習に励む。チームの代表を務める堺谷陽平県eスポーツ協会長は「拠点施設は念願だった。世代を超えた交流の場を目指し、ユース世代の育成にも力を入れたい」と抱負を語る。

 自身もゲーム好きなル・ソレイユの荒井里江取締役が、eスポーツをコミュニケーションのツールとして捉え、老若男女が集う場をつくりたいと、今回の事業を計画した。カフェの店名は「T Mirai Cafe(ティーミライカフェ)」とし、富山、高岡、ツルギの未来をつくるという思いを込めた。荒井さんは「ユーザーが集う場として高岡の地方創生につなげ、eスポーツ普及の先行例にしていきたい」と話した。

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