うり坊に似たイサキの幼魚を眺める家族=3日、長岡市寺泊水族博物館

うり坊に似たイサキの幼魚を眺める家族=3日、長岡市寺泊水族博物館

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長岡・寺泊水族館 うり坊そっくり"イノシシ魚"展示

新潟日報(2019年1月4日)

 今年の干支(えと)の亥(い)にちなみ、体の模様がイノシシの子のうり坊に似た魚が、新潟県長岡市の寺泊水族博物館で展示されている。正月休みで帰省した家族連れらが、珍しいしま模様に目を凝らしていた。

 魚は生後6カ月ほどのイサキの幼魚で、体長は約7センチ。うり坊と同様に子どもの頃だけ頭から尻尾に向かってしま模様が出る。同館が静岡の漁師から購入した。

 イサキは深さ1・5メートル、幅1・2メートルの水槽に35匹が悠々と泳ぐ。同館によるとイサキは太平洋側に多く、幼魚の頃は数千匹が群れて泳ぐが、水槽の中では思い思いにゆったりと泳いでいる。

 帰省中に家族で訪れた東京都練馬区の自営業男性(37)は「12年に1度の珍しい展示を見ることができてうれしい。小さくてかわいいですね」と喜んでいた。

 展示は2月28日まで(2月13日休館)。高校生以上700円など3歳以上有料。1月12日~2月28日は中学生以下無料。問い合わせは同館、0258(75)4936。

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