新酒の香りが漂う酒蔵で醸造タンクのもろみをかき混ぜる蔵人=清都酒造場(写真部・田中智大)

新酒の香りが漂う酒蔵で醸造タンクのもろみをかき混ぜる蔵人=清都酒造場(写真部・田中智大)

富山県 高岡・氷見・射水

酒蔵に新酒の香り 県内で仕込み最盛期

北日本新聞(2019年1月6日)

 6日は二十四節気の一つで寒さが厳しくなり始める頃とされる「小寒」。県内の酒蔵会社で新酒の仕込みが最盛期を迎えている。清酒「勝駒」の蔵元、清都酒造場(高岡市京町)では5日、杜氏(とうじ)や蔵人(くらびと)が朝早くから作業に精を出していた。

 築120年以上の酒蔵は酒の香りが高く、醸造タンクの中では、乳白色の「もろみ」がふつふつと泡を立てて発酵していた。蔵人たちは温度や発酵具合が均一になるように、かい棒で丹精込めてゆっくりとかき混ぜていた。芳醇(ほうじゅん)な新酒は今月中旬ごろから出荷を予定している。

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