越前万歳の衣装や資料が並ぶ会場=福井県福井市の県立歴史博物館

越前万歳の衣装や資料が並ぶ会場=福井県福井市の県立歴史博物館

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福井県立歴博「越前万歳」資料で紹介

福井新聞(2019年1月6日)

 福井県越前市味真野地区に伝わる国の重要無形民俗文化財「越前万歳」の企画展が、福井県立歴史博物館(福井市)で開かれている。新春の祝福芸、越前万歳の特徴や歴史を紹介する資料約70点が来場者を楽しませている。2月26日まで。

 坂井市三国町の瀧谷寺所蔵の「『越前萬歳』図絵馬」(1712年)は年号が確認された中で最古の資料。門松や正月飾りの前で舞う「太夫」や太鼓を持つ「才蔵」が描かれている。かつて同寺の観音堂に掛けられていた。現在は宝物庫に収蔵されていて普段は見ることができない。

 越前万歳保存会(越前市)の台本「萬歳」(1844年)は最古のものとされ、人気の「福井町尽(まちづく)し」などが収録されている。

 このほか、昭和初期の衣装や帽子や扇子といった小道具などを展示。演技の様子や同会の取り組みを紹介するパネルなども並ぶ。

 訪れた福井市の女性(37)は「越前万歳を後世に伝える取り組みを知った。衣装もきれいだった」と語った。

 1月6日と2月10日の午後1時半から、同館特別展示室で越前万歳の実演がある。会期中、1月9、23日、2月13日は休館日。

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