木曽郡木曽町福島で2月1、2日に開く「第19回信州木曽ふくしま雪灯(あか)りの散歩路(みち)」に向け、実行委員やボランティアが5日、アイスキャンドル作りを始めた。29日まで作業し、旧中山道沿いなどに約5千個を並べる予定だ。
約20人が参加し、黒色の容器に水を入れ、建設会社が提供した冷凍庫で約200個分を凍らせた。一晩置いて容器から取り出して形を整え、当日まで保管する。作業に参加した地元の会社員、簑島博さん(46)は「見るだけでなく、作る側としても参加していきたい」と話した。
実行委員長の三上肇さん(48)は「ボランティアが高齢化しており、新たな参加者を募っている」と話している。
イベントは、木曽谷の各地をアイスキャンドルで飾る「木曽路氷雪の灯(ひ)祭り」の一環。灯祭りは26日~2月11日の週末を中心に塩尻市から岐阜県中津川市で開く予定だ。
「雪灯りの散歩路」の問い合わせはまちづくり木曽福島(☎0264・22・2766)へ。