作品の前で点描画への思いを語る倉本さん(右)=高志の国文学館

作品の前で点描画への思いを語る倉本さん(右)=高志の国文学館

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世界観伝える点描画 富山で倉本聰展が開幕

北日本新聞(2019年1月7日)

 ドラマ「北の国から」で知られる脚本家・倉本聰さんの点描画を集めた企画展「北の命の物語展 倉本聰と点描画」が6日、富山市舟橋南町の高志の国文学館で始まった。樹木と対話しながら生み出した絵と言葉が独自の世界観を伝えている。3月4日まで。

 倉本さんは、ドラマ「北の国から」や「風のガーデン」など多くの作品を世に送り出してきた。自然豊かな北海道・富良野に移り住んでからは、ペン先を使って無数の点を打って描く点描画をライフワークとし、600点を超える作品を手掛けてきた。

 今回は点描画115点を展示。東日本大震災で被災した福島県富岡町で描いた「夜の森 桜はそっと呟(つぶや)く」シリーズは北陸初公開となる。ドラマの台本や脚本といった貴重な資料も展示している。

 開会式で、須河弘美県生活環境文化部長と忠田北日本新聞社長があいさつ。倉本さんや中西進館長らを交えた関係者でテープカットした。同展に合わせた「はがき作品コンテスト」の表彰式もあった。

 ギャラリートークでは、倉本さんが点描画を始めたきっかけや、さまざまな太さのペンを使って陰影を出す手法を紹介した。

 27日には同館で、親交のある射水市出身の落語家、立川志の輔さんによる講演を行う(受け付けは既に終了)。

 同展は高志の国文学館主催、北日本新聞社共催。

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