豊丘村の道の駅「南信州とよおかマルシェ」に、飯田下伊那地域で盛んな獅子舞が描かれた巨大な絵が登場し、記念撮影スポットとして人気を集めている。道の駅に訪れるきっかけをつくろうと、村地域おこし協力隊員の前田隆幸さん(46)らが企画。新春の雰囲気を味わってほしいと願っている。
絵は縦2メートル、横3メートルあり、高森町のチョークアート作家、吉沢さやかさん(45)が絵の具などで描いた。遠くから見ても獅子舞の迫力を感じられるように工夫。「豊丘」の文字は、村のシンボルのコブシの花、ナシ、マツタケ、柿、リンゴの色をグラデーションのように仕上げた。
ポーズの取り方次第で、獅子にかまれているような写真や、獅子を操っているかのような写真が撮れるという。
獅子舞の獅子にかまれると縁起が良いとされることから、前田さんは「獅子に頭をかまれる写真を撮って、良い1年のスタートを切ってほしい」とPRしている。
絵の展示は14日までの午前9時〜午後5時。