書と生け花の調和を楽しむ来場者=香林坊大和

書と生け花の調和を楽しむ来場者=香林坊大和

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半世紀の節目ことほぐ 三峰会 金沢で新春書花茶展

北國新聞(2019年1月11日)

 三峰(さんぽう)会の第50回新春書花茶展(北國新聞社など後援)は10日、金沢市の香林坊大和8階ホールで開幕し、半世紀の節目をことほぐ書と生け花、呈茶席が来場者をもてなした。
 三峰会は、書の南友会、生け花の草月会県支部一部会、茶道の裏千家裏松舎(りしょうしゃ)で構成し、前後期合わせて書は約100人、花は約160人が出品する。
 桃色の壁で統一された会場では、品格の漂う書と、マツ、イワカガミ、金銀の水引などを寄せた新春を祝う生け花が調和し、来場者が心和ませた。裏松舎を主宰する大島宗翠(そうすい)さんの門下生が心尽くしの一服を用意した。
 50回を記念し、展覧会の歩みを振り返る写真パネルが展示された。
 前期は12日まで、後期は13~15日で、12日は茶、13日は花、14日は書の無料体験教室が開かれる。入場料は500円、お茶席券は400円となる。

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