稽古に励む紅一点の吉田さん=県立武道館屋内相撲場

稽古に励む紅一点の吉田さん=県立武道館屋内相撲場

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「相撲石川」猛進の一年に 金沢市連盟が稽古始め

北國新聞(2019年1月14日)

金沢市相撲連盟の稽古始めと鏡開きは13日、同市小坂町の県立武道館屋内相撲場で行われ、年長園児から社会人までの約70人が「相撲石川」の飛躍を誓い、精力的に汗を流した。
 久保幸男会長が新年のあいさつ、山野之義金沢市長、馳浩衆院議員の順で激励の言葉が述べられ、金沢学院高の川渕一意主将が宣誓した後、稽古に入った。
 3月の全国高校選抜大会に挑む金沢学院高をはじめ金市工高、犀生中、鳴和中、西南部中の相撲部員や暮れの全日本小学生優勝大会5年の部で準優勝した野口明輝君(泉小)、紅一点の吉田明可さん(浅野町小)が突進を繰り返し、日本相撲連盟の八段位を持つ76歳の上嶋洋副会長もまわし姿で土俵に立った。
 鏡開きの餅つきでは、上森弘副会長、松本司和理事長、県相撲連盟の高芳晴理事長らがきねを振るい、全員で力餅を頰張った。
 川渕主将は「春の選抜で団体と個人の2冠を取り、金沢大会、インターハイ、国体も優勝したい」と高校生活最後の年に強い意欲を示した。

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