火が放たれた社殿が燃え、クライマックスを迎えた道祖神祭り=15日午後10時14分、野沢温泉村

火が放たれた社殿が燃え、クライマックスを迎えた道祖神祭り=15日午後10時14分、野沢温泉村

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炎の攻防に歓声 野沢温泉・道祖神祭り

信濃毎日新聞(2019年1月16日)

 北信濃の冬の風物詩「野沢温泉の道祖神祭り」(国重要無形民俗文化財)が15日夜、下高井郡野沢温泉村であった。ブナで組んだ社殿を燃やそうとする村民と、社殿を守ろうとする男衆の攻防が見せ場。詰め掛けた観光客や村民らが歓声を上げて見守った。

 午後8時半すぎ、村民が赤く燃えたたいまつを手に、高さ十数メートルの社殿に突き進んだ。数えで25歳となる厄年の男衆と激しくぶつかり合い、怒号や火の粉が飛び交う。男衆は顔をすすだらけにしながらも、火の粉をものともせず、村民たちを押し返した。

 滋賀県甲賀市の初田嘉次さん(79)は、2017年に訪れてから2回目の今回は写真仲間3人と来た。「火を多く使う祭りで迫力がある。いい写真を撮りたい」とシャッターチャンスをうかがっていた。

 1時間余の攻防後、双方の手締めで社殿に火が放たれ、社殿は燃え落ちていった。

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