新鮮なカニがひしめくNISACOの水槽=佐渡市多田

新鮮なカニがひしめくNISACOの水槽=佐渡市多田

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夕食のカニ水槽で品定め 観光客が宿泊先持参 新潟・佐渡

新潟日報(2019年1月17日)

 活ズワイガニの目利きをしませんか-。観光客が夕食に食べるカニを、自分で水槽から選べる観光企画「俺の・わたしのカニちゃんプラン」が、3月31日まで新潟県佐渡市内で販売されている。昼間に観光客が水産施設でカニを選び、夜に宿泊施設で食べるプランで、企画した日本版DMO「佐渡観光交流機構」は「(カニは)選ばれるのを楽しみに待っとるっちゃ」としている。

 佐渡の冬の魅力を生かし、観光客の満足度を高めようと同機構が初めて企画した。予約は不要で、カニの水槽があるNISACO(新潟県佐渡海洋深層水株式会社)=多田=または浦島=窪田=に行き、海洋深層水で畜養されたカニを選ぶ。カニには観光客の名前などが入ったタグが付けられ、宿泊施設に持ち込むとゆでカニや刺し身、しゃぶしゃぶなどに調理してもらえる。

 カニを持ち込める宿泊施設は、浦島(窪田)、国際佐渡観光ホテル八幡館(八幡)、湖畔の宿吉田家(両津夷)、サンライズ城が浜(三川)、ゆたかや(両津夷新)の5軒で、宿泊者限定。料金は4600円から(調理代込み)で、宿泊施設やカニの重量、調理法などによって変わる。

 施設によって利用できる日や時間帯が異なるため、事前に確認が必要。問い合わせは佐渡観光交流機構、0259(27)5000。

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