ゲストハウスに再生する古民家を背に握手する東会長(左)と山川代表=昨年9月、南砺市山見(コラレアルチザンジャパン提供)

ゲストハウスに再生する古民家を背に握手する東会長(左)と山川代表=昨年9月、南砺市山見(コラレアルチザンジャパン提供)

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沖縄の旅行大手と連携 井波のゲストハウス運営会社

北日本新聞(2019年1月17日)

 南砺市井波地域中心部でゲストハウスを営む「コラレアルチザンジャパン」(山川智嗣代表)が沖縄県の大手旅行会社とタイアップし、古民家を新たなゲストハウスに再生して運営する。この旅行会社のネットワークを生かして集客力を高め、地域経済への波及効果を狙う。

 コラレアルチザンジャパンは、南砺市井波地域中心部で古民家を改修したゲストハウス2軒を運営。彫刻工房での制作体験を組み合わせ、井波の伝統文化の魅力を味わえる宿泊プランを提供している。宿泊とものづくりを意味する「ベッド・アンド・クラフト」の名で親しまれ、外国人客の呼び込みに貢献してきた。

 連携先となるのは沖縄ツーリスト。東良和会長が昨年春、経済団体の視察で井波地域を訪れ、「たくさんの(彫刻)職人が集まる魅力的な町」と感じた。空き家の有効活用を軸とした山川代表のビジネス展開にも関心を寄せ、「まちづくりに協力させてほしい」と申し出たという。

 空き家を再生したゲストハウスを沖縄ツーリストが新たに所有し、コラレアルチザンジャパンが運営を担うことで合意した。

 取得したのは、同市山見(井波)の木造2階建て約320平方メートルの空き家。築83年で、かつて料亭だった。ケヤキの太い梁(はり)やびょうぶ、ふすまが残り、風情が漂う。古刹(こさつ)の井波別院瑞泉寺から徒歩5分ほどの位置にあり、観光客への利便性も高い。これから改修に入り、今年夏のオープンを目指す。

 山川代表は沖縄ツーリストの支店を通じて各地から井波地域を目的地としたツアーが増えることや、県外からの投資実績による地元へのインパクトを期待。「飲食などの店舗開設や商品開発につながればいい」と願う。

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