七尾市の小学校スキー教室は18日、同市多根町の七尾コロサスキー場で始まった。雪不足のため予定より1日遅い開催となったが、第一陣の山王小3年生55人は晴れ間がのぞいたゲレンデで滑りを楽しんだ。
前日にはスキー場職員が自分の足で雪を踏み固め、ゲレンデを整えた。この日は早朝に降雪があり、スキー場の積雪は約20センチとなった。児童は4班に分かれ、教員や市スキー協会員からボーゲンやターン、止まり方などを教わりながら雪に親しんだ。
市教育委員会によると、全10校で26教室のうち4教室の中止が決まった。
同スキー場では、ゲレンデ整備可能の基準となる40センチに満たないため、依然一般客対象の開業ができない状態となっている。