2種類の鍋を楽しもうと、大勢が訪れたイベント=黒部市中新

2種類の鍋を楽しもうと、大勢が訪れたイベント=黒部市中新

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イノシシ VS 名水ポーク 黒部で鍋の食材対決

北日本新聞(2019年1月20日)

 黒部市内で捕獲されたイノシシを使った鍋と、市特産の黒部名水ポークの鍋を食べ比べるイベントが19日、同市中新の「ジビエぎょうざ家」で開かれた。参加者は黒部の食やジビエの魅力を堪能した。

 黒部市への移住者でつくるグループ「黒部のとびら」と、市地域おこし協力隊の杉田晋一さん(34)=奈良県出身、小澤泰史さん(31)=愛知県出身=が企画した。黒部の自然の恵みを感じながら、移住者と市民が交流できる機会をつくるとともに、ジビエのおいしさを広めるのが狙い。

 野菜など他の食材も地元産でそろえ、両方の鍋をそれぞれ限定200食で提供した。スタートとともに家族連れらが次々訪れ、両方の鍋を頬張って味を比べていた。1年前に埼玉県から同市三日市に移り住んだという会社員の柴田大介さん(40)は同僚と参加し、「イノシシは意外に臭みがなくて食べ応えがあり、おいしかった。黒部の新たな良さが発見できた」と話した。

 食べ終わった人にどちらの鍋がおいしかったかのアンケートに答えてもらったところ、結果はほぼ同数。小澤さんは「シシ鍋の大健闘で、ジビエのイメージを変えられたと思う。たくさんの人が来てくれて黒部の食材の良さを改めて発信できた」と話した。今後も地元の食をアピールするイベントに力を入れる。

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