今月4日には今季最高の1083本が水揚げされたが…。=氷見市比美町

今月4日には今季最高の1083本が水揚げされたが…。=氷見市比美町

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ひみ寒ぶり最速終了宣言 2番目の低水準

北日本新聞(2019年1月20日)

 氷見魚ブランド対策協議会(会長・森本太郎氷見漁協組合長)は19日、2018年度の「ひみ寒ぶり」出荷の終了を宣言した。昨年12月1日の開始宣言からの水揚げ累計は1万4125本。記録的な不漁だった17年度の8058本は上回ったが、11年度にブランド制度を導入して以降、宣言のなかった15年度を除き2番目に低い結果となった。1月中旬の終了宣言は、これまでで最も早い。

 19日の氷見魚市場での水揚げは185本。漁業者や漁協、仲買人の代表でつくる判定委員会が協議し、安定した数量や品質といったブランドの基準を満たすのが厳しいとして出荷の終了を決めた。

 今季のひみ寒ぶりは重さの基準を1キロ下げて6キロ以上とし、17年度より1日早く出荷が始まった。月別累計は12月が1万1579本、1月は2546本。日別では、今年の初競りがあった1月4日の1083本が最も多かった。

 12月はほぼ連日数百本の水揚げがあったが、1月は4日を除き低調で、特に15日以降は100本を割り込む日が続いていた。出荷の終了は例年1月末から2月までの間だが、今季は回復が見通せない状況だった。

 ブランド基準は度々変更されており、単純比較はできないが、水揚げ量は12年度の13万2370本をピークに減少傾向が続く。氷見漁協の森本組合長(69)は「豊漁の予測もあっただけに残念」とし「富山湾で魚自体が少ない。海水温のせいなのか、最近は北海道でブリが豊漁になるなど過去のデータが当てにならなくなった」と話した。

 氷見市では民宿・飲食35店が参加し「ひみぶりフェア」を開催している。杉木克己実行委員長(71)は「終了宣言が出てもブリの水揚げは続くので、ぜひ味わってほしい」と話している。

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