どぶろくの仕込み作業に励む田中さん=中能登町二宮

どぶろくの仕込み作業に励む田中さん=中能登町二宮

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どぶろく寒仕込み 中能登で最盛期

北國新聞(2019年1月21日)

 農家が自前の米でどぶろくを造れる「どぶろく特区」の中能登町で、どぶろくの寒仕込みが最盛期を迎えている。自然農法で作った酒米「五百万石」とコシヒカリで醸造する同町二宮の農業田中良夫さん(67)は20日、自宅の醸造所でたるに入ったどぶろくをかき混ぜる作業に精を出した。
 醸造4年目の田中さんは今季、昨年10月から仕込みを開始。今月6日から寒仕込みを始め、現在は75リットルの大だる3個と40リットルの小たる1個で醸造を進めている。今季は合計千リットルほどを造り、昨季の770リットルよりも増やす。
 寒仕込みのどぶろくは2月に同町の道の駅「織姫(おりひめ)の里なかのと」で販売される。田中さんは「東京でも販売し、売れ行きは好調だった。多くの人に町の特産を味わってほしい」と話した。

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