五輪選手を輩出しているフィギュアスケートの名門、関西大アイススケート部のスペシャルショーが2月9日、福井県福井市のハピリンクで開かれる。本田真凜選手の兄で、昨年12月の全日本選手権に出場した本田太一選手(2年)ら男女3選手が、リンク全体を使って華麗なスピンや優雅な滑走、力強いジャンプを披露する。観覧無料。
まちづくり福井が、間近で一流のスケートを見てもらおうとリンク開設に合わせて毎年開いている。
ショーは午前10時からと午後2時半からの2回(各回30分)で、本田選手、安原綾菜選手(4年)、高木優衣選手(3年)が出演する。いずれも全日本選手権出場に必要なバッジテスト(競技能力検定)7級を持つ実力者。
各選手がショートプログラムを披露するほか、技術を紹介するデモンストレーションや合同演技もある。会場では300円で花束が販売され、ショーの終わりにリンクに投げ込むことができる。
ショーに先立ち8日、リンクで3選手と交流するイベントがある。一人で滑走できる小学生以下が対象で、一緒にスケートを楽しみ簡単な指導が受けられる。午後5時15分~同45分。定員15人で先着順に受け付けている。問い合わせはまちづくり福井=電話0776(30)0330。