レトルト食品として開発されたのとししカレー=羽咋市の道の駅のと千里浜

レトルト食品として開発されたのとししカレー=羽咋市の道の駅のと千里浜

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のとししカレー開発 レトルト、遠方客も買いやすく

北國新聞(2019年1月23日)

 羽咋市の地域商社は22日までに、能登産イノシシ肉「のとしし」を使ったレトルト食品「のとししカレー」を開発した。捕獲したイノシシの肉を使っており、常温のまま持ち帰り手軽に「羽咋の味」を楽しんでもらう。「肉の日」の29日に同市の道の駅のと千里浜などでデビューする。
 のとししカレーは、のとししのうま味を、野菜の切れ端などで作るだし「ベジブロス」で引き出し、深みのあるまろやかな味わいが特長。道の駅のと千里浜のレストランで人気メニューを高田順治シェフが監修し、レトルトカレーにした。
 のとししを使った加工品はこれまで、ちまきや棒寿(ず)し、ジャーキ、ソーセージなどの冷凍、冷蔵品で、常温のレトルト商品は初めてとなる。
 関係者によると、冷凍、冷蔵品は温度管理が必要なため、首都圏など遠距離からの客が土産品として手控えるケースがあった。このため、常温のレトルト商品として持ち帰りやすく対応した。賞味期限も製造日より2年間保つようにした。
 市の地域商社は、道の駅のと千里浜や、同市神子原町の物産直売所「神子の里」、イノシシの解体や販売を行う合同会社「のとしし団」のほか、希望する地元の小売店と連携し、のとししカレーを売り出す。
 発売する29日は、道の駅のと千里浜で通常1個(180グラム)680円を、先着300個限定で500円で販売する。

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