26日から展示するスジイカの標本

26日から展示するスジイカの標本

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富山湾に珍客 スジイカ 魚津水族館

北日本新聞(2019年1月25日)

 魚津水族館は胴などに発光器を持つ「スジイカ」の標本を、26、27の両日限定で展示する。22日に魚津港北地区で黒部市の男性が釣り上げたイカで、富山湾で捕獲されるのは珍しく、同館の記録では5年ぶりとなる。

 スジイカは腹側に筋状の2本の発光器があるのが特徴で、日本近海では太平洋側に生息するとされる。富山湾にいた理由ははっきりしないが、小さい頃に対馬暖流に乗って日本海側にたどり着き、成長したとみられる。

 標本は胴の部分が約26センチ、全長約42センチ。22日午後6時ごろ、水産物荷さばき施設「魚津おさかなランド」近くで、ヤリイカを狙っていた黒部市前沢の会社員、澤井邦弘さん(43)が釣り上げた。見たことがなかったため翌日に同館に持ち込み、調べたところスジイカと分かった。

 不破光大学芸員(39)は「富山湾でどんな生物が、いつごろ捕獲されたか記録が蓄積されるので、見たことのない生き物を見つけたら連絡してほしい」と話している。

 記録によるとスジイカは2013年3月に国分浜、14年1月に新湊漁港と入善沖でそれぞれ1匹確認されている。

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