フォッサマグナミュージアムに展示されている「最上質ヒスイ」のアクセサリー=糸魚川市

フォッサマグナミュージアムに展示されている「最上質ヒスイ」のアクセサリー=糸魚川市

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大火乗り越え輝き再び 「最上質ヒスイ」公開 糸魚川

新潟日報(2019年1月25日)

 2016年12月の新潟県糸魚川大火で全焼した家で保管されていたものの無事だった「最上質ヒスイ」をあしらったアクセサリーが、糸魚川市のフォッサマグナミュージアムで2月3日まで展示されている。透明感のある美しい緑色のヒスイが見る人を引きつけている。

 展示しているのは、糸魚川市東寺町1の井合(いあい)作蔵さん(91)所有のペンダント(縦2・1センチ、横1・6センチ、厚さ0・8センチ)と指輪(縦1・8センチ、横1・2センチ、厚さ0・8センチ)の2点。ミュージアムによると、いずれも青海川上流で採取され、直方体に切断されたヒスイ原石数点を1960年ごろに購入してカットしたもので、妻の和加さん(88)が愛用していた。

 2点は2004~05年に国立科学博物館(東京)で開かれた「翡翠(ひすい)展」で、「最上質の日本産翡翠で作られた宝飾品」として展示され、注目を集めた。今回は15年ぶりの一般公開となった。

 井合さんは大火で、当時は大町2にあった自宅が全焼した。鎮火後に耐火金庫を開けると、紙などはかなりの高温を思わせる変色や炭化が見られたが、金庫内の引き出しの中に宝石用ケース入れて保管していたヒスイは元のままだった。

 無事を知ったミュージアムから展示を依頼され、快諾した井合さんは「色合いの美しさだけでなく、学識者からは産出地や加工者がはっきり分かる点も評価いただいた。大火でも無事だったヒスイを見てもらいたい」と話している。

 問い合わせはフォッサマグナミュージアム、025(553)1880。

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