麹室に麹蓋を運ぶ畑さん(右)ら

麹室に麹蓋を運ぶ畑さん(右)ら

富山県 砺波・南砺・五箇山 特産

伝統守り しょうゆ仕込み 小矢部の畑醸造

北日本新聞(2019年1月26日)

■レンガ麹室で木箱使用
 
 全国でも大変珍しいレンガ造りの「麹室(こうじむろ)」を使い、昔ながらのしょうゆ造りを続ける畑醸造(小矢部市浅地)で仕込み作業が続いている。水と空気がきれいになる冬の寒さを生かしており、25日は職人が大豆と小麦に麹菌(こうじきん)を混ぜ合わせる作業に精を出した。

 畑醸造は麹室に加え、木製の箱「麹蓋(こうじぶた)」を使用しており、1929年創業当時からの伝統製法を守っている。この日は蒸した小矢部産大豆に、いって砕いた高岡産小麦と麹菌を混ぜて麹蓋に入れ、麹室に運び込んだ。3日間寝かせて塩水と合わせ、その後3年間発酵・熟成させる。

 商品は工場敷地内の直売所などで扱い、工場見学も受け付けている。問い合わせは畑醸造、電話0766(61)2111。

砺波・南砺・五箇山 ニュース