新湊沖の定置網に掛かったリュウグウノツカイ

新湊沖の定置網に掛かったリュウグウノツカイ

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リュウグウノツカイ、本年度4匹目 魚津水族館で展示へ

北日本新聞(2019年1月29日)

 富山湾で捕獲されるのは珍しい魚「リュウグウノツカイ」1匹が28日、新湊沖の定置網に掛かった。既に死んでおり、魚津水族館で調べたところ全長394・8センチ。19日にも新湊沖と滑川市の海岸で1匹ずつ見つかったばかりで、職員は「これだけの数が見つかるのはあまりないこと。ただ理由は分からない」と話している。2月2、3の両日、同館で展示する。

 リュウグウノツカイは細長い銀色の体や、赤いひれなどが特徴。暖かい海にすむとされ、大きいものは体長10メートルを超える。今回は射水市の昭栄漁業(尾山哲郎社長)が新湊沖約1キロに設けた定置網に掛かり、同館が提供を受けた。

 同館は2009年以降、富山湾での捕獲を記録。この日で20例目となり、過去4番目の大きさだった。本年度の確認は、昨年10月に早月川河口沖の定置網に掛かった1匹を含め計4匹。09年度と15年度も各4匹の記録がある。

 今回譲り受けた個体は体の半分ほどで切れてしまったものの、尾の部分の欠損を除けば状態は良い。草間啓飼育員(35)は「頭部から伸びる赤いひれや輝く体など何度見ても美しい。多くの人に見てもらいたい」と話した。

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