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アウトレット北陸小矢部が3月、ホッケー女子大会

北日本新聞(2019年1月30日)

 ホッケーの魅力を伝えるとともに地域の活性化に貢献しようと、三井アウトレットパーク北陸小矢部(小矢部市西中野)は3月30、31の両日、同市の小矢部ホッケー場で大学生や社会人でつくる全国の女子チームの大会を開く。全国に13カ所ある三井不動産(東京)のアウトレットモールの中で、スポーツ大会を主催するのは初めてという。エキシビションマッチには日本代表の小野真由美選手(同市出身)や元日本代表の藤尾香織さん(旧姓・千葉)らが出場して花を添える。

 三井アウトレットパーク北陸小矢部は2015年7月に北陸初のアウトレットモールとして開業。地域とのつながりを強めようと取り組みを進めており、17、18年には小矢部産の卵を使った独自メニューをテナントの飲食店で提供した。

 小矢部市はホッケーの街として知られ、18年は全国高校総合体育大会(インターハイ)で石動高校女子ホッケー部が優勝。日本が男女共に初の金メダルに輝いたジャカルタ・アジア大会では、小野選手や同市在住の選手が勝利に貢献した。20年東京五輪は開催国枠で日本の出場が確定したこともあり、同施設がホッケーの魅力を広めていこうと大会の準備を進めてきた。

 大会名は「三井アウトレットパーク北陸小矢部杯ホッケー大会」で、県ホッケー協会が運営に協力する。地元の「おやべWeed'sHC」のほか、福井クラブ、早稲田大など8チームがトーナメントで競う。3月30日は予選と同施設でオープニングセレモニーを実施。同月31日は、小野選手らでつくる「小矢部ドリームチーム」と石動高校女子ホッケー部のエキシビションマッチと決勝戦を行う。

 同施設では、2月2~24日にホッケーのルールや同市とホッケーとの関わりなどを紹介するパネル展を開催する。大会は継続開催する予定で、同施設の小松慶所長は「ホッケーはスピード感あふれるスポーツ。競技の盛んな小矢部も広く知ってほしい」と話している。大会は北日本新聞社共催。

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