富士見パノラマリゾートが設けた高さ約8・5メートルの人工氷壁「パノラマアイスタワー」

富士見パノラマリゾートが設けた高さ約8・5メートルの人工氷壁「パノラマアイスタワー」

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スキー場の氷壁、トライを 富士見で2月中旬開始予定

信濃毎日新聞(2019年2月1日)

 富士見町のスキー場「富士見パノラマリゾート」は、標高約1780メートルのゴンドラの山頂駅近くにアイスクライミング用の人工氷壁「パノラマアイスタワー」を造った。山岳ガイドが有料で登り方や安全確保の方法を教えることを想定しており、今月中旬に利用を始める予定。手軽にアイスクライミングを楽しめるとPRしている。

 人工氷壁は高さ約8・5メートル、幅と奥行きが約5・4メートルの直方体。鉄の骨組みにネットを張って水をかけ、約2カ月かけて氷を成長させたという。正面とその両脇の三つの壁を登ることができる。

 発案したのは、同スキー場を運営する町開発公社の名取貞徳さん(51)。3年ほど前にアイスクライミングを始め、「通いやすい場所にあれば、大勢が気軽に利用できると考えた」。スキーやスノーボードと並ぶ楽しみとして定着させたいとアピールしている。アイスクライミング用設備を設けるのは、諏訪地方に七つあるスキー場で初めて。

 人工氷壁でのアイスクライミング体験は、今月中旬から同スキー場のホームページで募集する。問い合わせは同スキー場(電話0266・62・5666)へ。

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