角切りの長芋を入れて食感を楽しめるようにした「長いも入りマヨネーズ」

角切りの長芋を入れて食感を楽しめるようにした「長いも入りマヨネーズ」

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いびつな野菜で加工品次々に開発 松本の直売所、人気商品も

信濃毎日新聞(2019年2月1日)

 松本市今井の直売所「今井恵みの里」が、形がいびつで食べられる部分が少なかったり、極端に小さかったりする野菜を活用した加工品の開発販売に力を入れている。農閑期の農家の収入源を確保する狙いで、長芋の角切りを入れたマヨネーズやタマネギのドレッシング、青トマトのジャムなどを開発。長芋入りのマヨネーズは年々販売数を延ばす人気商品に育っている。

 ジュースに加工できる果物とは違い、野菜は形や大きさが理由で破棄されることも多く、どう活用するかが課題だった。同直売所は2015年ごろ、そうした野菜を使った商品開発をスタートした。

 山形村産を中心に取り扱っている長芋は春と秋が収穫期で、観光客が多い夏場は入荷がない。そこで、同直売所の犬飼公紀社長が同年に開発したのが「長いも入りマヨネーズ」だ。

 同直売所に併設する加工所で1センチ角に切った長芋をマヨネーズに加え、食感を楽しめるようにした。220グラム入り600円(税込み)。狙い通り夏場の週末に多く売れるといい、昨年は900個以上を販売した。

 山形村で栽培した長芋を同直売所に出荷している唐沢めぐみさん(42)は、登山客向けに北アルプス涸沢岳と長芋をあしらったラベルをデザイン。「観光客にお土産にしてもらえるのがいい」と喜ぶ。

 これまでに開発した加工品の中には、キャベツの粉末など売れずに販売をやめた商品もあるが、犬飼社長は「加工品は農家が新たな負担をせずに収入を増やせる。たくさんのアイデアを試したい」と話している。

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