花火が城下町を照らした昨年の「越前おおの冬物語」=2018年2月、福井県大野市明倫町

花火が城下町を照らした昨年の「越前おおの冬物語」=2018年2月、福井県大野市明倫町

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光彩る大野満喫を 恒例「冬物語」 2月2、3日開催

福井新聞(2019年2月1日)

 冬の城下町を明かりで彩る「結の故郷 越前おおの冬物語」(実行委、大野市主催、福井新聞社共催)が2月2、3の両日、福井県大野市の結ステーションを中心に開かれる。周辺には雪で作った灯籠が並び、柔らかな光を演出。冬空に打ち上がる花火やステージ発表など、多彩な催しが行われる。

 雪不足のため、六呂師高原から雪を運び結ステーション周辺に雪製の灯籠を設置する。商店街など数カ所に作る予定だった雪のモニュメントの企画は中止、ジャンボ滑り台、かまくらなどのゾーンも設置しない。

 2日午後5時、灯籠約100基に明かりがともされ幕が開ける。結ステーションでは熱々のグルメを味わえる「冬のあったか市」を展開。ジビエを使った肉まんやポトフ、ラーメンなどのほか、地酒の熱かんやホットウイスキーなどを販売する。花火は午後7時半ごろから。越前大野城をバックに約1600発が打ち上がり、足元の柔らかな明かりと共演する。打ち上げ前後には子どもたちのダンスやファイヤーパフォーマンス、太鼓演奏などのステージがある。

 3日は冬季休業中の七間朝市が特別出店(午前8~11時)。市観光協会前では午前10時半から、地酒の酒かすで作った甘酒の振る舞い(約200人分)がある。結ステーションでは、射的台に並ぶ空き缶に雪玉を当てる「雪玉射的」(午前10時半~午後2時、1回200円)もある。

 2日は午後5~9時、3日が午前8時~午後2時。問い合わせは市観光協会=電話0779(65)5521。

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