ポスターを手に、「くろべ水餃子まつり」と「くろべ水餃子の日」をアピールする本瀬実行委員長

ポスターを手に、「くろべ水餃子まつり」と「くろべ水餃子の日」をアピールする本瀬実行委員長

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2月22日は「くろべ水餃子の日」 黒部まちづくり協認定

北日本新聞(2019年2月2日)

 NPO法人黒部まちづくり協議会は、新たなご当地グルメを目指している「くろべ水餃子(ギョーザ)」の普及に向け、2月22日を「くろべ水餃子の日」に認定した。「ふー、ふー、ふー」と息を吹き掛け、熱々の水ギョーザを食べることにちなんだ。1回目となる今月22日には黒部市内の保育所などの給食に水ギョーザを提供し、園児に味わってもらう。1日から市内の飲食店で始まった恒例の「くろべ水餃子まつり」(北日本新聞社後援)は今回で終了し、今後は水餃子の日にイベントを実施して市民にアピールしていく。

 くろべ水餃子は、黒部のブランド豚「名水ポーク」と、黒部米の米粉で作る。同協議会は2007年から新たな特産品にしようと、ギョーザ作りコンテストなどを実施してきた。ここ数年は、同協議会などで構成するくろべ水餃子まつり実行委員会が、市内の飲食店でオリジナルの水ギョーザ料理を提供する「くろべ水餃子まつり」を開催してきた。水ギョーザは市内のスーパーなどでも販売している。

 今月1日から28日まで市内18店で実施している「くろべ水餃子まつりファイナル」は、「『まつり』から『文化』へ」をキャッチフレーズに掲げた。これまでの「まつり」形式を完結させ、新たな食文化として、水ギョーザを定着させていくという思いを込めた。

 22日は市内の保育所や保育園、こども園の計13施設に水ギョーザを提供する。味わった園児を「くろべ水餃子こどもPR大使」として任命し、水ギョーザのイラストをあしらった任命カードを渡す。子どもたちには各家庭などで水ギョーザの魅力をPRしてもらう。

 同実行委の本瀬藍一朗実行委員長(藍菜坊オーナーシェフ)は「小さい時に食べた水ギョーザが、大人になっても身近にあるような形にできたらいい。今後は小中学校や老人ホームなどにも提供したい」と話している。

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