大鍋を使った「立山まほろばのきのこ鍋」。会場は大勢の人でにぎわった=グリーンパーク吉峰

大鍋を使った「立山まほろばのきのこ鍋」。会場は大勢の人でにぎわった=グリーンパーク吉峰

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熱々の一杯どうぞ 立山で鍋自慢大会

北日本新聞(2019年2月3日)

 熱々の鍋料理の食べ比べが楽しめる「とやま鍋自慢大会」が2日、立山町吉峰野開のグリーンパーク吉峰で始まった。地元の食材などを使った鍋料理18種類が勢ぞろいし、来場者は笑顔で味わっていた。3日まで。

 株式会社たてやまや立山舟橋商工会などでつくる実行委員会が企画し、毎年恒例の冬場の食のイベントとして定着している。20回目の今年は立山町内の17団体が工夫を凝らした鍋を用意し、各コーナーはにぎわった。

 大鍋を使った名物の「立山まほろばのきのこ鍋」は、ナメコやシイタケ、白菜、豚肉などたっぷりの具材が入っている。芋煮鍋やスープカレー、ちゃんこ鍋、豆乳鍋など多彩な鍋が用意され、家族連れらは「おいしい」と満足そうだった。鍋は1杯300円からで、3杯で抽選に参加できるスタンプラリーを行っている。

 開会式では、実行委員長の朝倉正たてやま会長が「鍋を食べて体の芯まで温まってください」と呼び掛けた。舟橋貴之町長と亀山彰県議、村田昭町議会議長があいさつした。認定こども園むつみ幼稚園児の歌の発表や、雄山高校吹奏楽部と町吹奏楽団の合同演奏などのイベントもあった。

 3日は午前10時から午後2時までで、各鍋は売り切れ次第終了となる。越中すえ太鼓の演奏も行われる。会場と町役場を結ぶ無料シャトルバスが運行される。北日本新聞社後援。問い合わせは実行委員会事務局、電話076(483)2828。

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