近江町市場商店街振興組合の近江町鍋大会は２日、同市場で開かれた。地元の食材を使った熱々の鍋が振る舞われ、観光客や買い物客が旬の味覚を堪能した。
　カニ汁やブリのかす汁のほか、五郎島金時などの野菜がふんだんに入っためった汁、能登ふぐ汁の４種類の鍋が計３千食用意され、午前１０時の提供開始前から約１２０人が列をつくった。
　味付けには地元のみそと酒かすが使われた。神奈川県から友人３人で金沢観光に訪れた大学生鎌方理央さん（２０）は「カニ汁を初めて食べた。関東と味付けが違っておいしい」と笑顔を見せた。
　フードピア金沢２０１９（北國新聞社特別協力）の協賛事業として実施した。