新鮮なベニズワイガニを販売するイベント「魚津かにの陣」が3日、魚津市の海の駅蜃気楼(しんきろう)で開かれた。魚津港で水揚げされた約9千匹が売り出され、旬の味覚を求めて訪れた大勢の人でにぎわった。
魚津産のカニのおいしさをPRしようと、市内の卸問屋など7業者でつくる「魚津紅ズワイガニ普及推進協議会」が毎年冬に開いており、今回で13回目を迎えた。
場内の屋台にはカニがどっさり積まれ、販売員が威勢のいい掛け声とともに売り出した。5匹入りの福袋のほか、3匹入り1袋千円や1匹3千円などがあり、来場者は新鮮で割安なカニを次々と注文した。飲食コーナーでは家族連れらがカニ汁やカニご飯、甲羅焼きなどを堪能していた。
毎回恒例となっている先着100人へのベニズワイガニのプレゼントも行われ、午前8時のオープン前から長蛇の列ができた。