白山市白峰地区の「白峰雪だるままつり」は8日、同地区で行われ、住民らが手掛けた個性豊かな大小約1300体の雪だるまが重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)の集落を彩った。夕方からライトアップされ、大勢の家族連れらがろうそくの灯(あか)りが演出する幻想的な空間を楽しんだ。
マフラーを巻いたり、ニット帽をかぶったりした愛らしい作品、引退した元横綱の稀勢の里、今年の干(え)支(と)にちなんだイノシシの雪像が並んだ。ジビエ料理や地元名物が販売され、来場者は食べ歩きも満喫した。
白山署と鶴来地区交通安全協会などの15人は、会場で啓発チラシを配り、スリップ事故に気を付けるよう呼び掛けた。