イベント当日に向けてリハーサルするスタッフたち=1月、福井県大野市の六呂師高原

イベント当日に向けてリハーサルするスタッフたち=1月、福井県大野市の六呂師高原

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ランタン舞う星空、満喫を 六呂師高原で打ち上げへ

福井新聞(2019年2月9日)

 星空の美しさで知られる福井県大野市の六呂師高原で2月15日、同市が火を使ったスカイランタンを夜空に飛ばすイベント「星降るランタンナイト」を開く。イベント開催で高原に足を運ぶきっかけをつくり、満天の星空を観光素材として発信し誘客につなげたい考えだ。

 大野市は2004年に同市大矢戸、05年に六呂師高原が環境省の「全国星空継続観察」で夜空の暗さを示す数値が最も高く"星空日本一"に輝いた。数値はそれぞれ23.5等級(大矢戸)と23.9等級(六呂師高原)。21等級で天の川が見えるレベルとされる。

 市は本年度から同高原での仕掛けづくりを本格化。昨秋にはLEDライトのランタンを風船のように夜空に浮かべる企画を行い、県外のツアー客ら約100人が幻想的な光景を楽しんだ。

 今回は高原の広大な敷地を生かし、実際に火を付けたランタンを飛ばす。市担当者や大手旅行会社は「火を使った打ち上げは全国的に2、3カ所ほどで珍しい」とし、インスタ映えを狙う若い世代の需要が高いとみる。すでにランタン約300個分の申し込みがあり、東京や中京などの団体ツアー用に設けた別日イベントにも千人近い観光客が訪れる見込みだ。

 当日は和紙製のランタンに願いごとを書いてもらい、2~4人組で一つのランタンを飛ばしてもらう。打ち上げの合間には、星空の観察会や星の撮影方法を学ぶワークショップも用意。冬花火や太鼓演奏、音楽ライブ、移動販売車の出店などもそろえている。

 参加はチケット制。市観光協会とオンライン「チケットペイ」で購入できる。1個3500円、限定400個。

 市は3月には天文分野の専門家を複数招き、大野の星空を考えるシンポジウムも企画している。担当者は「ニーズに合った仕掛けで大野の星空の魅力を上手に伝えられたら」と話している。

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