美土里屋が販売する和菓子「おひなさまセット」

美土里屋が販売する和菓子「おひなさまセット」

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下諏訪のあちこち彩るひな飾り 和菓子店など「街道まつり」準備

信濃毎日新聞(2019年2月9日)

 下諏訪町の観光施設や旅館で今月中旬から3月末まで、桃の節句(3月3日)に合わせた催し「ひな街道まつり」が開かれる。下諏訪観光協会が主催し、14施設が参加する。ひな飾りやつるしびなの展示、期間限定の和菓子の販売や刺しゅうの伝統技術「刺し子」で布巾を作る講座などがある。

 和菓子店「美土里屋(みどりや)」は、10日から販売する和菓子「おひなさまセット」(税込み400円)の準備に大忙しだ。こしあんの白いまんじゅうを、青と赤の薄いようかんでくるんで2体の人形を表現。店主の宮沢英明さん(48)は「見ることと食べることの両方を楽しんでほしい」と話す。

 ひな街道まつりは観光客や町民の姿が減るこの時季に町を盛り上げるのが目的。11日以降、今井邦子文学館や旧商家「伏見屋邸」(国登録有形文化財)などが順次、ひな飾りやつるしびなを展示する。3月3日には「しもすわ今昔館おいでや」が、刺し子の布巾を作る講座を開く。

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