特徴の異なるひな人形を見比べることができる展示会場

特徴の異なるひな人形を見比べることができる展示会場

長野県 上田・小諸 祭り・催し

「享保雛」「古今雛」...多彩に展示 上田市立博物館

信濃毎日新聞(2019年2月11日)

 上田市二の丸の市立博物館は、企画展「上田のひな人形」を開いている。現在のひな人形の原形ともいわれる「享保雛(きょうほうびな)」や「古今雛(こきんびな)」の他、つるし飾りなど約60点を展示。会場には子ども向けの説明文も用意し、雛飾りの変化や特徴を分かりやすく紹介している。3月24日まで。
 同館によると、享保雛は面長な顔立ちが特徴。江戸時代の庶民に親しまれ、大型のものが多いという。一方、古今雛も同時代に生まれたが、庶民だけでなく武家など高い階級の家にも広まった。豪華な装飾や写実的な顔が特徴で、ひな人形の完成形とされている。会場では二つを並べて展示し、比較を楽しめる。
 この他、江戸時代の上田地域では、つるし飾りを贈る風習が盛んで、ヤナギの枝に飾り付けていたことなどを紹介。上田地域のひな祭りについて学べるのも今回の企画展の魅力だ。同館の担当者は「ぜひ親子で一緒に楽しんでほしい」としている。
 午前8時半〜午後5時(入館は午後4時半まで)。一般300円、高校・大学生200円、小・中学生100円。水曜日と祝日の翌日は休館。問い合わせは同館(電話0268・22・1274)へ。

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