太鼓を打ち鳴らしながら宿元に向かう東部若連中=2月10日、福井県高浜町薗部

太鼓を打ち鳴らしながら宿元に向かう東部若連中=2月10日、福井県高浜町薗部

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6月「高浜七年祭」成功へ稽古始めの神事 福井県高浜町

福井新聞(2019年2月11日)

 6月に福井県高浜町で行われる佐伎治神社(宮崎)の6年に1度の式年大祭「高浜七年祭」で、太刀振りと太鼓を奉納する「東部若連中」の稽古始めの神事「草結び式」が2月10日、同町で営まれた。高浜地区の各区では1月から順次、伝統芸能の稽古が始まっており、神事では若連中が祭りの成功へ向け気持ちを引き締めた。

 同大祭は440年以上の歴史があり、京都の祇園祭と同様に疫病を鎮める御霊会(ごりょうえ)の性質を持つ。若狭地域最大級の夏祭りとされる県指定無形民俗文化財。高浜地区を「東山」「中ノ山」「西山」の3区域に分け、佐伎治神社の祭神がそれぞれ座したみこし3基や、7基の曳山を巡行させる。巳(み)年と亥(い)年の開催で、今年は6月23~29日の7日間に予定される。

 草結び式は太刀振りなどを奉納する東山の「東部若連中」の稽古始めの神事。東部若連中は薗部、岩神、笠原の3区の男衆で構成され、21~36歳の21人のうち15人が太鼓を、6人が太刀振りを行う。

 神事は山元となる同町の男性宅で営まれ、若連中や東山の役員ら約40人が出席。薗部区の男性が「祭りまで長丁場だが、新たな元号の下で素晴らしい太刀振りと太鼓が披露できるように頑張ってほしい」とあいさつした。佐伎治神社の宮司らが神事を執り行った。

 式後、太鼓や太刀を稽古場所の宿元に運搬。太鼓は若連中が打ち鳴らしながら運んだ。稽古は太鼓が週3日、太刀振りは週6日実施する。

 東部若連中の最年少で、初めて太刀振りを担う男性(21)=同町=は「失敗しないように一生懸命頑張りたい」と意気込んでいた。

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