地場海産物を使った鍋料理などを販売する「富山駅あったかおもてなしDAY」が10日、富山駅南口と南北自由通路で開かれた。寒空の下で駅利用者らが富山湾の海の幸を味わった。
冬季の富山駅周辺のにぎわい創出につなげ、冬の味覚をPRしようと、市や同駅周辺の企業などでつくる富山駅周辺賑(にぎ)わいづくり実行委員会が先月に続いて開いた。
6店が出店し、おでんやカニ鍋、ブリ大根などを販売した。東京で昨年開かれたご当地鍋フェスティバルで2年連続1位に輝いた「白えび雪見鍋」が特に人気で、シロエビやブリが入った熱々の鍋料理を多くの人が列をつくって買い求めた。
県と協力し富山米の新品種「富富富(ふふふ)」のPRブースを設け、観光客らが足を止めていた。