スキー場のPRに協力している常連客が登場する動画の一場面

スキー場のPRに協力している常連客が登場する動画の一場面

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スキー場の魅力、常連客ら発信 長和・エコーバレー紹介

信濃毎日新聞(2019年2月13日)

 長和町のエコーバレースキー場の常連客ら4人が、同スキー場一帯の魅力を伝えようと、動画を制作している。コースを滑ったり、近くのペンションを紹介したりする動画を発信し、スキー客を呼び込もうと企画。動画投稿サイト「ユーチューブ」や写真共有アプリ「インスタグラム」などに投稿している。

 4人は全員30代で、同スキー場でリフト係として働く「さわちゃん」こと沢田雅之さん(39)と、町内外からほぼ毎週末スキー場に来ている常連の3人。動画にはそれぞれニックネームで登場する。10年以上前からの常連もおり、当時は3カ所ある駐車場が満車になるなど大勢のスキー客で今よりもにぎわっていたという。「昔のようなゲレンデにしたい」と沢田さんが3人に声を掛け、年明けから動画制作に取り掛かった。

 ユーチューブには専用チャンネル「AHOVALLEY(アホーバレー)TV」を開設。面白く伝えよう―と命名した。ペンションの動画では客室や浴室の様子、食堂の料理を実況しながら紹介している。今後はレベルに応じた滑り方を解説したり、近くの飲食店を紹介したりする動画を投稿していく予定だ。

 メンバーの一人、山梨県甲斐市の秋山侑大さん(34)は2009年ごろから来ているといい「エコーバレーはゲレンデが広く、いろいろな人が楽しめる。少しでもスキー場の力になりたい」。沢田さんは「3人以外にも一緒に撮影に協力してくれる人がいたら歓迎したい。みんなでエコーバレーを盛り上げていきたい」と話している。

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