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イナゴの形が少し残る程度に 駒ケ根の菓子店、開発に力

信濃毎日新聞(2019年2月14日)

 駒ケ根市の御菓子処(どころ)ふくざわが、イナゴの菓子開発に力を入れている。甘露煮を混ぜたクッキー=写真=に続き、16日に市内で開く祭りではイナゴ入り団子を出品予定。店主の福沢芳史さん(65)は13日も、より個性的な一品に―と頭を悩ませた。

 伊那谷の食文化を継承しようと、子どもの頃に捕まえた思い出のあるイナゴの菓子作りを開始。クッキーはイナゴを砕き過ぎず、形が少し残る程度にしたのが特徴だ。

 団子のたれには、砕いたイナゴを混ぜ、食感を楽しんでもらう。福沢さんは「昆虫食は関心が高まっている。次はざざ虫、蜂の子、さなぎと変えていこうかな」。

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