完成したカレンダーを手にする筑北中の生徒

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篠ノ井線紹介カレンダー 筑北中3年生、歴史調べ電車も撮影

信濃毎日新聞(2019年2月15日)

 麻績村と筑北村の組合立筑北中学校(麻績村)の3年生25人が、地域を走るJR篠ノ井線の歴史や村内の駅について調べてまとめた販売用カレンダー「わたしたちの篠ノ井線」を作った。昔の駅舎の写真などを使って紹介。「篠ノ井線に乗るときは歴史を感じてほしい」と話している。

 昨年7、8月に現地学習を6回行い、住民の聞き取りと写真撮影をした。カレンダーは4月からの1年間で、西条駅を紹介した8月は今も残る開業時のホーム跡を、聖高原駅を紹介した11月は土産店があった昭和期の駅舎の写真を掲載した。

 表紙の電車を撮影した滝沢蓮さん(15)は「写真は何回も撮り直した」。開業の歴史を紹介した5月を担当した高野紅葉(くれは)さん(15)は「現地に行って調べることで沿線の魅力を詰め込めた」と話す。

 筑北中3年生は2年前から史跡などを調べてカレンダーにしており、楽しみにしている住民は多いという。500部作製し、1部500円(税込み)で販売する。収益は生徒会活動に生かすという。問い合わせは筑北中(電話0263・67・2032)へ。

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